お気に入りの木製椅子の脚の「貫(ぬき)」が折れてグラつく、または外れてしまい、座るのが不安。買い替えはしたくないし、修理業者に頼むと高額になりそう。自分で直して、安全に長く使い続けたい。冬の間に室内でできる修理を探している。
・木工用接着剤(高強度タイプ)(木材同士を強固に接着するためのボンド。耐水性があるとより安心。) ・木ダボ(直径8mm前後、折れた貫の穴に合うサイズ)(ネジ穴や接合部の補強用。) ・ドリルドライバー(木工用ドリルビット付き)(木ダボ用の下穴を開けるため。) ・金槌またはゴムハンマー(木ダボやパーツを打ち込むため。) ・ノコギリまたはカッターナイフ(はみ出た木ダボや余分な木材をカットするため。) ・クランプ(F型またはC型)(接着剤が乾くまでパーツをしっかりと固定するため。2~4本あると便利。) ・紙やすり(粗目 #120、細目 #240)(接着面を荒らしたり、補修箇所を滑らかにしたりするため。) ・ウエスまたは乾いた布(清掃用。) ・アルコールスプレー(脱脂・清掃用。) ・木材保護塗料またはワックス(オプション。補修後の木材保護と仕上げのため。)
1. 破損箇所の特定と分解:椅子の座面や背もたれを外し、折れた貫(脚と脚を繋ぐ横棒)を特定します。可能であれば、グラついている接合部をゴムハンマーで軽く叩きながら慎重に分解します。完全に分解できない場合は、ボンドを流し込める隙間を確保します。 2. 古い接着剤の除去と清掃:分解した木材の接合面(穴と棒の部分)に付着している古い接着剤を、紙やすりや竹串、細いマイナスドライバーなどで徹底的に除去します。古い接着剤が残っていると新しいボンドがしっかり接着しないため、この工程が最も重要です。研磨後は木くずを乾いた布で拭き取り、アルコールスプレーで脱脂して乾燥させます。 3. 木ダボでの補強準備:折れた貫が完全に折れていない場合や、単に穴が広がっている場合は、木工用ボンドを塗った木ダボを穴に差し込み、完全に硬化するまで放置します。硬化後、はみ出た部分をカッターナイフで切り取り、再度細いドリルで下穴を開け直します。貫が完全に折れている場合は、新しい貫を加工するか、木ダボを複数打ち込んで強度を増します。 4. 木工用ボンドの塗布と再組み立て:清掃・下準備が完了した接合面(棒の部分と穴の内部)に、木工用接着剤を薄く均一に塗布します。ボンドを塗布したら、すぐに分解したパーツを元の通りに再組み立てします。ゴムハンマーで軽く叩きながら、隙間なくしっかりと奥まで差し込みましょう。 5. クランプでの固定と乾燥:再組み立て後、すぐにクランプを使って修理箇所を強く圧着・固定します。複数のクランプを使用するとより均等に力が加わります。はみ出たボンドは乾く前に濡れ雑巾で拭き取りましょう。クランプで固定した状態で、メーカー指定の乾燥時間(通常24時間以上)を厳守し、完全に乾くまで絶対に動かさないでください。 6. 最終確認と仕上げ:ボンドが完全に乾燥したらクランプを外し、椅子がグラつかないか確認します。必要であれば、再度軽く紙やすりで表面を整え、ワックスやオイル、または木材保護塗料を塗布して仕上げましょう。これで安全で快適な木製椅子が復活です!
・徹底的な清掃と乾燥が成功の鍵:古い接着剤や汚れが残っていると、新しい接着剤の効力が半減します。完全に乾燥させることで、カビや再度の剥がれを防ぎます。 ・木ダボ活用で強度アップ:ネジ穴が広がってしまった場合や、より頑丈にしたい場合は、木ダボを併用することで木材同士の接合力を高められます。 ・クランプで均一に圧着:接着剤が完全に硬化するまでの間、クランプでしっかりと圧着することが重要です。これにより接着面が密着し、強度が最大限に引き出されます。 ・木材の種類に合わせた接着剤選び:椅子に使われている木材の種類(広葉樹、針葉樹など)や、屋外での使用の有無に合わせて、適切な木工用接着剤を選びましょう。
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お気に入りの木製ダイニングチェアやアンティークチェアの「貫(ぬき)」が折れてしまっても、諦める必要はありません!買い替えを検討する前に、この記事で紹介するDIY修理術に挑戦してみませんか?木工用接着剤、木ダボ、クランプといった数千円で手に入る身近な材料と工具を使えば、DIY初心者でも安全に、そしてプロ級の強度で愛用の椅子を復活させることができます。特に冬の間に室内でじっくりと修理し、春からの快適な生活に備えましょう。必要なアイテムはAmazonなどのオンラインストアで手軽に揃えられますよ!環境にもお財布にも優しいサステナブルな暮らしを実践しましょう。