ウッドデッキの色あせや苔が気になる、木材の腐食を防いで長持ちさせたい、業者に頼むと高額なので自分で安くメンテナンスしたい、春のアウトドアシーズン前にきれいにしたい
・屋外木部用塗料(保護塗料)(防腐・防カビ・防虫効果のある「浸透タイプ」がおすすめ。キシラデコールなどが定番) ・コテバケ&受け皿(広い面をムラなく塗るのに最適。刷毛よりも作業が圧倒的に早い) ・デッキブラシ、高圧洗浄機(塗装前の汚れ落とし用。苔や古い塗膜をしっかり落とす) ・サンドペーパー(#180〜#240)(表面のささくれ除去と、塗料の吸い込みを良くするための研磨用) ・マスキングテープ、マスカー(サッシや外壁、基礎部分を汚さないための養生資材)
1. 徹底的な洗浄と乾燥:デッキブラシや高圧洗浄機を使って、表面の苔、泥汚れ、古い塗膜を洗い流します。汚れが残っていると新しい塗料が浸透しません。洗浄後は丸1日以上おいて、木材を完全に乾燥させます(水分が残っていると塗装不良の原因になります)。 2. 下地調整(研磨)と養生:乾燥後、表面の毛羽立ちやささくれをサンドペーパーで削り落とします。全体を研磨することで塗料のノリが格段に良くなります。その後、窓枠や外壁、基礎のコンクリート部分など、塗料が付いてはいけない場所をマスキングテープとマスカーで丁寧に養生します。 3. 塗装(1回目):塗料をよく混ぜてから受け皿に出し、コテバケに染み込ませます。木目に沿って、板の隙間や端から塗り始め、最後に広い面を塗ります。一度に厚く塗らず、木材に吸わせるように薄く伸ばして塗るのがコツです。 4. 乾燥と2回目塗装(仕上げ):メーカー指定の乾燥時間(通常2〜6時間)を空けてから、2回目を塗ります。重ね塗りをすることで、色ムラがなくなり、保護成分がしっかり浸透して耐久性がアップします。半乾きの状態で養生テープを剥がし、完全に乾燥させれば完了です。
・「浸透タイプ」を選ぶ:ウッドデッキの塗料には、表面に膜を作る「造膜タイプ」と、木に染み込む「浸透タイプ」があります。DIYでのメンテナンスには、木の呼吸を妨げず、剥がれの心配が少ない「浸透タイプ」が塗りやすく失敗が少ないためおすすめです。 ・天候を確認する:塗装の翌日までは晴れが続く日を選びましょう。雨に濡れると塗料が流れて台無しになります。また、気温5℃以下や湿度85%以上の日は乾燥不良を起こすため避けてください。 ・コテバケを使う:刷毛だけで広いデッキを塗るのは重労働です。「コテバケ」を使うと、一度に広い面積を均一に塗れるため、作業時間が半分以下になり、仕上がりもプロ並みになります。
[大阪ガスケミカル 木部保護塗料 キシラデコール](Amazonで見る|楽天で見る): 想定価格帯: (8,000円〜15,000円(4L)) プロも愛用する信頼のブランド。防腐・防カビ・防虫効果が非常に高く、色持ちが良いのが特徴。失敗したくない人におすすめ。 [アササヒペン 水性ウッドガード外部用](Amazonで見る|楽天で見る): 想定価格帯: (5,000円〜9,000円(3L)) 水性なので油性特有のシンナー臭がなく、道具の水洗いが可能。住宅密集地や子供がいる家庭でも扱いやすい。 [ハンディ・クラウン コテバケPCテーパー](Amazonで見る|楽天で見る): 想定価格帯: (800円〜1,500円) 広いウッドデッキ塗装の必需品。刷毛ムラができにくく、初心者でもスピーディーかつ綺麗に塗れる神ツール。
ウッドデッキは定期的に塗装することで、腐食を防ぎ寿命を大幅に延ばすことができます。業者に依頼すると数万〜十万円かかりますが、DIYなら塗料代と道具代だけで済みます。暖かくなる春は絶好の塗装シーズン。早めに準備をして、GWなどの連休に家族で楽しくメンテナンスを行い、ピカピカのデッキでBBQを楽しんでみてはいかがでしょうか。
【レビュー】ドラム式洗濯乾燥機で家事ストレス激減!時短と快適を叶えるおすすめ3選 【床掃除の悩み解決】共働き夫婦が「買ってよかった」時短家電!静音ロボット掃除機徹底レビュー 【レビュー】電気圧力鍋で料理が時短&格段に美味しく!買ってよかったおすすめ比較