窓の鍵が閉まりにくい、レバーがパカパカする(バネ切れ)、ロックが緩い、窓から隙間風が入る、業者に頼まず安く修理したい
・取替用クレセント錠(万能型)
(ビスピッチや高さが調整できるタイプが失敗が少なくおすすめ)
・プラスドライバー
(ネジ山に合ったサイズ、通常はNo.2)
・マスキングテープ
(裏板落下防止の仮止め用として必須)
・メジャーまたは定規
(購入前の採寸用)
・シリコンスプレーまたは潤滑剤
(動きが渋い場合のメンテナンス用)
1. 現在の鍵の採寸:
購入前に、上下のネジ穴の間隔(ビスピッチ)、引き寄せ幅、高さを測ります。多くのサイズに対応できる「万能型」を選ぶと安心です。
2. 落下防止の養生:
サッシ内部にある「裏板」が落ちないよう、一番上のネジを少し緩めた状態で、サッシと裏板を繋ぐようにマスキングテープでしっかり仮止めするか、片方のネジを残しながら作業します。
3. 古い錠の取り外しと交換:
古いネジを外し、新しいクレセント錠を取り付けます。万能型の場合は、説明書に従ってビスピッチを調整してから固定します。
4. 位置調整と固定:
実際に鍵をかけてみて、スムーズに回転し、かつ窓がしっかりと引き寄せられる位置で本締めします。これにより隙間風を防ぎ、防犯性も高まります。
・「裏板」を絶対に落とさない:
サッシの中でネジを受ける「裏板」が落ちてしまうと、プロに依頼してサッシを分解する必要が出てきます。必ず「上のネジを緩める→テープで固定→下のネジを外す」など、慎重に作業してください。
・引き寄せ機能で断熱アップ:
クレセント錠は窓枠同士を引き寄せる役割があります。冬場の隙間風対策として、少しきつめに調整することで気密性が上がり、暖房効率が改善します。
[川口技研 取替用クレセント錠 (万能タイプ)]
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想定価格帯: (1,500円〜2,500円)
多くのサッシに対応できる調整機能付きで、採寸ミスが不安な初心者にもおすすめの定番品。
[KURE(呉工業) 5-56 (320ml)]
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想定価格帯: (400円〜800円)
鍵の動きが固い時に。交換までしなくても、これを吹くだけで動きが改善する場合もあります。
[ベッセル(VESSEL) ボールグリップドライバー +2×100]
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想定価格帯: (400円〜800円)
力が入れやすく、固着した古いネジも回しやすい信頼のドライバー。家庭に一本あると便利です。
窓の鍵(クレセント錠)の不具合は、放置すると防犯上のリスクになるだけでなく、窓の気密性が下がって冬の寒さの原因にもなります。裏板の落下にさえ気をつければ、ドライバー1本で誰でも簡単に交換可能です。本格的な冬が来る前に、グラつく鍵を新品に交換して、安心と暖かさを手に入れましょう。
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