壁に家具をぶつけて穴を開けてしまった、子供が蹴って穴が開いた、業者に頼むと高額(2〜5万円)なので自分で安く直したい、賃貸退去前に目立たなくしたい
・リペアプレート(アルミパッチ)(穴のサイズより一回り大きいもの。メッシュとアルミ板が一体になった補修材) ・内装用パテ&パテベラ(石膏ボードの段差を埋めるために必須。粉末タイプか練り済みタイプ) ・サンドペーパー(#120〜#240程度。パテを平滑にする研磨用) ・カッターナイフ、定規(壁紙のカットや穴のバリ取りに使用) ・壁紙用接着剤(のり)(剥がした壁紙を戻す、または新しい壁紙を貼るために使用) ・ジョイントコーク(壁紙の継ぎ目を目立たなくする仕上げ材)
1. 穴周辺の処理と壁紙のカット:穴の周りの石膏ボードの崩れた部分(バリ)をカッターで削り落とします。次に、穴より大きめにカッターで壁紙に切り込みを入れ(四角形または十字)、壁紙をめくります。めくった壁紙は再利用するので丁寧に扱ってください。もし壁紙が再利用できない状態なら、同じ柄の補修用壁紙を用意します。 2. リペアプレートの貼り付け:穴を覆うようにリペアプレートを貼り付けます。このプレートが新たな壁の芯となります。プレートの厚みで段差ができるため、この後のパテ処理が重要になります。 3. パテ塗りと乾燥・研磨(1回目〜2回目):リペアプレートの上からパテを塗り、段差を埋めます。一度で平らにしようとせず、「塗る→乾燥→サンドペーパーで削る」を2〜3回繰り返します。プレートの中心から外側に向かってなだらかな傾斜を作るように広範囲にパテを盛るのがコツです。指で触って段差を感じなくなるまで仕上げます。 4. 壁紙を戻して仕上げ:平らになったパテの上にのりを塗り、めくっておいた壁紙を戻してローラーなどで圧着します。継ぎ目が目立つ場合は、ジョイントコークを薄くすり込んで馴染ませれば完了です。
・パテは「広範囲」に塗る:リペアプレートの段差をごまかすため、プレートよりもかなり広め(周囲10cm以上)にパテを薄く延ばすと、光が当たっても膨らみが目立ちにくくなります。 ・壁紙が足りない場合:穴が開いた衝撃で壁紙が破片となってなくなっている場合は、コンセントプレートの裏や冷蔵庫の裏など、見えない場所の壁紙を一部切り取って移植する「移植手術」というテクニックがあります。 ・15cm以上の大きな穴の場合:リペアプレートでは強度が不足する可能性があります。その場合は、穴の中に木材を入れてビスで固定し、新しい石膏ボードをはめ込む「バックアップ材」を用いた本格的な補修が必要です。
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壁に空いてしまった拳サイズの穴も、リペアプレートを使えばプロに頼まず数千円でDIY修理が可能です。パテ処理と研磨を丁寧に行うことが、修理跡を目立たなくする最大のポイント。退去時のトラブル回避や、大切なお部屋の修復にぜひチャレンジしてみてください。
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