スーツケースのタイヤが壊れた、ゴムが割れてボロボロ、転がすとガラガラうるさい、修理代を安く済ませたい、自分で交換する方法を知りたい
・交換用キャスターキット
(タイヤ、車軸、ワッシャー、六角レンチがセットになった汎用品。事前にサイズ計測が必須)
・金切鋸(金ノコ)
(古い車軸を切断するために使用。100均のものでも可だが、しっかりしたものが切りやすい)
・マスキングテープ
(切断作業時に本体を傷つけないための保護用)
・マイナスドライバー、ニッパー
(隙間を広げたり、切断後の軸を抜くために使用)
・潤滑剤(KURE 5-56等)
(切断時の摩擦熱軽減や、新しいタイヤの滑りを良くするために)
1. タイヤサイズの計測とキット購入:
古いタイヤの直径、幅、車軸の長さを測ります。Amazonなどで販売されている「汎用交換キット」の中から、サイズが適合するものを選んで購入します。
2. 本体を養生する:
金ノコで車軸を切る際、誤ってスーツケース本体を傷つけないよう、キャスター周辺をマスキングテープで厚めに保護します。
3. 古い車軸を切断して取り外す:
タイヤと本体の隙間に金ノコの刃を入れ、車軸を切断します。摩擦熱が出るので潤滑剤を吹きながら、地道にギコギコと切ります。切断できたら古いタイヤを取り外します。これが一番の難関です。
4. 新しいタイヤの取り付け:
キットの新しいタイヤをはめ込み、付属のボルトとナット(車軸)を通して、六角レンチでしっかりと固定します。スムーズに回転するか確認して完了です。
・金ノコの選び方:
100円ショップの金ノコでも切れますが、時間がかかります。ホームセンター等で売られている「金属切断用」のしっかりしたノコギリを使うと、作業時間が大幅に短縮され、疲れにくいです。
・静音タイヤで快適に:
交換キットの多くは「静音ゴムタイヤ」を採用しています。プラスチック製のガラガラうるさい純正タイヤから交換することで、早朝や深夜の移動も気にならなくなり、引き心地も滑らかになります。
[スーツケースタイヤ交換キット (静音ゴムタイヤ・車軸セット)]
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想定価格帯: (1,500円〜2,500円)
タイヤ、車軸、六角レンチなど必要な部品が全て揃ったセット。静音性が高く、摩耗に強いゴムタイヤで移動が快適になります。
[高儀 HANDIWORK 金切鋸 250mm]
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想定価格帯: (500円〜1,000円)
硬い車軸をスムーズに切断できる金属用ノコギリ。フレームがしっかりしており、力が伝わりやすいので作業が楽です。
[KURE 5-56 (320ml)]
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想定価格帯: (400円〜800円)
金属切断時の潤滑油として使用することで、ノコギリの刃の滑りを良くし、切断作業をスムーズにします。
スーツケースのキャスターは消耗品ですが、メーカー修理に出すと高額になりがちです。自分で交換すれば数千円で済み、しかも静音性がアップして使い勝手が良くなることもあります。年末年始の帰省や旅行シーズン前に、愛用のスーツケースをメンテナンスして、快適な旅の準備を整えましょう。
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