キッチンの蛇口から水が漏れる、レバーが固くて動かない、業者に頼むと高額(1.5〜3万円)なので自分で安く直したい、カートリッジの交換方法を知りたい
・交換用カートリッジ(バルブカートリッジ)(※最重要:必ず水栓の品番を調べ、適合する型番を購入してください。見た目が似ていても互換性はありません) ・モーターレンチ(開口幅が広い水栓修理の必須工具。モンキーレンチより傷がつきにくい) ・プラスドライバー、精密ドライバー(マイナス)(レバーハンドルの固定ネジやキャップを外すために使用) ・台付水栓レンチ(共回り防止工具)(本体が供回りしてしまう場合に必要。固着がひどい場合に推奨)
1. 適合部品の特定と元栓の閉鎖:水栓の根元にある品番シールを確認し、メーカー公式サイトで「分解図」を検索して適合するカートリッジ型番を特定・購入します。作業前には必ずシンク下の止水栓か水道の元栓を閉め、水が出ないことを確認してください。 2. レバーハンドルとカバーの取り外し:レバー前面のキャップを精密ドライバーで外し、中のネジを緩めてレバーを引き抜きます。次に、本体カバーをモーターレンチで挟んで反時計回りに回して外します。この時、水栓本体が一緒に回らないように根元を手や専用工具で押さえるのがコツです。 3. 古いカートリッジの交換:露出した古いカートリッジを取り出します。内部に溜まったゴミや水垢をきれいに拭き取ってから、新しいカートリッジを凸凹に合わせてセットします。向きが決まっているので無理に押し込まないようにしましょう。 4. 復旧と水漏れ確認:逆の手順でカバーとレバーを戻し、ネジを締めます。最後に止水栓をゆっくり開き、水漏れがないか、レバーの動きがスムーズかを確認して完了です。
・品番特定が全ての鍵:カートリッジはメーカーや年代によって数百種類あります。見た目だけで判断せず、必ず品番から適合検索を行ってください。品番が消えている場合は、水栓全体の写真をメーカーの問い合わせ窓口に送って確認するのが確実です。 ・「固着」に注意:10年以上使用していると、カルキで部品が固着して外れないことがあります。無理に力を入れると給水管をねじ切ってしまう恐れがあります。固い場合は無理せず、潤滑剤を使ったり、熱湯をかけたタオルで温めたりして少しずつ緩めましょう。 ・15年以上なら本体交換も検討:カートリッジ交換で直らない場合や、本体の腐食が激しい場合は、水栓本体ごとの交換(DIYで1.5万〜3万円程度)の方がコスパが良い場合があります。
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キッチンのシングルレバー水栓からの水漏れは、中のカートリッジという部品を交換するだけで直ることがほとんどです。業者に頼むと出張費込みで高額になりますが、自分で部品を取り寄せれば数千円で済みます。少し勇気がいりますが、構造はシンプルなので、品番さえ間違えなければ初心者でも30分程度で完了します。早めの修理で水道代の無駄をなくしましょう。
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