ドアノブが固くて回しにくい、荷物を持っていると開けられない、古い握り玉を今風のレバー式に変えてバリアフリーにしたい、業者に頼まず安く交換したい
・取替用レバーハンドルセット(事前にサイズを計測し、適合する製品を購入。川口技研などの「万能型」がおすすめ) ・プラスドライバー(No.2サイズが一般的) ・マイナスドライバー、またはキリ(古いノブの台座カバーを外す際などに使用) ・メジャー、定規(購入前のサイズ計測用)
1. 購入前のサイズ計測(最重要):交換作業自体より重要なのが「適合する商品を選ぶこと」です。現在のドアについて、以下の3点を必ずミリ単位で計測してください。 ①ドアの厚み ②バックセット(ドアの端からノブの中心までの距離) ③フロントサイズ(ドア側面の金属板の縦横サイズとビスピッチ) これらが合致する「取替用レバーハンドル」を用意します。 2. 古い握り玉の取り外し:内側のノブの根元にある小さな穴にキリ等を差し込んでロックを解除するか、台座を回して外します(製品により異なります)。ノブが抜けたら、台座のビスを緩めて外側・内側のノブを両方引き抜きます。 3. ラッチ(カンヌキ)の交換:ドア側面のフロント板のビスを外し、古いラッチ本体を引き抜きます。新しいラッチを挿入し、ビスで固定します。この時、ラッチの山の向き(斜めになっている面)が閉まる方向になるように注意してください。 4. 新しいレバーハンドルの取り付け:外側のハンドル、内側のハンドルの順に差し込みます。角芯(スピンドル)がラッチの穴にしっかり通っていることを確認し、付属のビスで台座を固定します。最後にレバーを動かしてスムーズに開閉できれば完了です。
・「万能型」を選ぶと失敗が少ない:メーカーや型番が不明な場合、各サイズに対応できる「万能取替用」や「アタッチメント付き」の商品を選ぶと、多少のサイズ違いをカバーできるため安心です。 ・ネジ山を潰さないように:古いネジは固着していることがあります。サイズの合わないドライバーで無理に回すとネジ山が潰れて取り外せなくなるため、押し付ける力7割・回す力3割の意識で慎重に回してください。 ・鍵付きかどうかの確認:トイレや個室など、鍵(施錠機能)が必要な場所には「表示錠」や「間仕切錠」を選び、廊下などの鍵不要な場所には「空錠」を選びましょう。間違って購入しないよう注意が必要です。
[川口技研 ドアノブ ハイス 取替用レバーハンドル](Amazonで見る|楽天で見る): 想定価格帯: (3,000円〜5,000円) DIYでの交換実績No.1クラスの定番商品。適合範囲が広く、握り玉からの交換に最適化されています。 [マツ六 ECLE 兼用取替バリアフリーレバー錠](Amazonで見る|楽天で見る): 想定価格帯: (4,000円〜6,000円) ユニバーサルデザインで握りやすく、高齢者や子供がいる家庭に特におすすめ。トイレ用(表示錠)など種類も豊富。 [ベッセル(VESSEL) 電動ボールグリップドライバー 電ドラボール 220USB-1](Amazonで見る|楽天で見る): 想定価格帯: (3,500円〜4,500円) 手回し感覚で使える小型電動ドライバー。狭い場所でのネジ回しや、固いネジを緩める際の補助として非常に便利。
握り玉のドアノブをレバーハンドルに交換するだけで、ドアの開け閉めが劇的に楽になり、お部屋の雰囲気もモダンに生まれ変わります。業者に頼むと15,000円〜20,000円ほどかかりますが、DIYなら部品代だけで済み、作業時間も30分程度です。荷物で手がふさがっている時や、力の弱いお年寄り・お子様のために、ぜひ「プチ・バリアフリー化」に挑戦してみてください。
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