雨どいから水が漏れている、継ぎ目が外れた、ひび割れがある。業者に頼むと高いので自分で安く修理したい。台風や梅雨が来る前に応急処置をしておきたい。
・雨どい補修テープ(アルミやブチルゴム製など、耐候性・防水性が高いもの) ・雨どい用接着剤(継ぎ目が外れている場合に使用。塩化ビニル用など材質に合うもの) ・防水すきまパテ(穴埋めや複雑な形状の補修に便利) ・サンドペーパー、ウエス(下地処理と清掃用) ・安定した脚立(必須。転倒防止のため高さに余裕のあるものを)
1. 安全確保と患部の清掃:まず脚立を平らな地面に安定して設置します。補修箇所に溜まった泥、枯れ葉、コケを完全に取り除き、濡れ雑巾で拭いた後、完全に乾燥させます。水分が残っているとテープや接着剤が密着しません。 2. 下地処理(やすりがけ):ひび割れ周辺や接着面をサンドペーパーで軽く研磨します。古い塗料や頑固な汚れを落とし、表面を少し荒らすことで補修材の食いつきが格段に良くなります。研磨後は粉をきれいに拭き取ります。 3. 状況に応じた補修:【ひび割れ】補修テープを傷口より大きめにカットし、空気が入らないよう強く圧着して貼ります。可能なら雨どいの内側から貼ると水圧で剥がれにくくなります。 【継ぎ目の外れ】接合部を掃除し、専用接着剤を塗布してしっかりはめ込みます。 【穴あき】防水パテを埋め込み、ヘラで平らにならします。 4. 最終確認:補修材が定着したら、バケツやホースで水を流し、漏れがないか確認して完了です。
・2階以上の作業はプロへ:DIYで対応できるのは「1階の屋根(下屋)」や「ベランダから手の届く範囲」までです。2階の大屋根や、梯子が必要な高所作業は転落リスクが高いため、無理せず専門業者に依頼してください。 ・「内側」からの補修が基本:ひび割れを外側(下側)からテープで塞ぐだけだと、雨水の重みと水流で剥がれやすいです。可能な限り、雨どいの「内側(水が流れる面)」から補修材を施工すると長持ちします。 ・晴天が続く日を選ぶ:補修直後に雨が降ると台無しになります。天気予報を確認し、作業後24時間は雨が降らないタイミングを選びましょう。
[コニシ ボンド ストームガード](Amazonで見る|楽天で見る): 想定価格帯: (500円〜1,000円) 耐候性が高く、貼るだけでひび割れを塞げる最強の時短アイテム。屋外用を選ぶのが必須。 [セメダイン ポリ塩化ビニル接着剤 塩ビパイプ用 50g DA-001](Amazonで見る|楽天で見る): 想定価格帯: (300円〜600円) 継ぎ目のパーツが外れたりズレたりしている場合に必須。塩ビパイプを溶かして強力に一体化させます。 [LOCTITE 水まわり補修材 PWH-030](Amazonで見る|楽天で見る): 想定価格帯: (600円〜1,200円) テープでは塞ぎにくいコーナー部分や、小さな穴埋めに便利。粘土のように成形でき、硬化後は水に強くなります。
雨どいのトラブルを放置すると、外壁の汚れや雨漏り、家の土台の腐食につながる恐れがあります。台風シーズンや梅雨が来る前に、手の届く範囲だけでも点検・補修しておくと安心です。数百円のテープやパテで被害を未然に防ぎ、大切な住まいを守りましょう。
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