エアコンから水漏れした、修理代を安く済ませたい、ドレンホースの詰まりを自分で直したい、サクションポンプの使い方が知りたい
・ドレンホースクリーナー(サクションポンプ)(エアコンの水漏れ修理専用の吸引ポンプ。ホームセンターやAmazonで数千円で購入可能) ・防虫キャップ(作業後の虫の侵入や再詰まり防止に推奨) ・ビニール袋、輪ゴム、雑巾(汚水が飛び散らないように養生するため) ・バケツ(排水を受ける用)
1. ドレンホースの出口を確認:室外機の近くにあるドレンホース(排水ホース)の先端を探します。泥や落ち葉で埋まっていないか確認し、出口が詰まっていたら割り箸などで物理的に取り除きます。 2. クリーナーをセットして吸引:ドレンホースの先端をクリーナーのノズルに差し込みます。ハンドルを「引く」ときに吸引力が生まれます。絶対にハンドルを押し込んだ状態でホースに繋がないでください(汚水が室内に逆流します)。「ホースに繋いで引く」→「ホースから外して押す」を数回繰り返します。 3. 汚水の排出を確認:手応えが軽くなり、ホースからドロドロした水やゴミ(ヘドロ状のもの)が出てくれば成功です。詰まりが解消されると、溜まっていた結露水が一気に流れ出てきます。 4. 防虫キャップの取り付け:水が出きったら、ホースの先端に防虫キャップを取り付けて、カナブンやゴキブリなどの侵入を防ぎます。これで作業完了です。
・絶対に空気を押し込まない:ポンプのハンドルを押し込むときは、必ずホースから口を離してください。繋いだまま押し込むと、ホース内の汚水や空気圧が室内機側に逆流し、部屋中が水浸しになる大惨事を招きます。 ・作業前の養生:室内機の吹き出し口から水が垂れてくる可能性があるため、室内のエアコン下にはビニールシートやバケツを置いておくと安心です。
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エアコンの水漏れは、その多くがドレンホースの詰まりによるものです。専用のクリーナーを使えば、女性でも数分で簡単に詰まりを解消でき、高額な修理代を節約できます。本格的な夏が来る前の試運転シーズンに、ぜひメンテナンスを行ってみてください。一家に一台あると安心な防災・メンテナンスグッズです。