玄関や部屋のドアの隙間から冷気が入って寒い、ドアを閉める音がうるさい、枠のゴムが劣化してボロボロになっているのを直したい
・戸当たりテープ(隙間テープ)
(P型、D型、V型など、隙間の大きさに合った形状と素材のものを選定)
・シールはがし液
(古いテープの粘着剤を除去するために必須)
・スクレイパー(ヘラ)
(こびりついたテープを削ぎ落とす用)
・アルコールスプレー・ウエス
(貼り付け面の脱脂・清掃用)
・ハサミ
(テープのカット用)
・メジャー・定規
(隙間のサイズ計測用)
1. 隙間のサイズと形状を確認:
ドアを閉めた状態で、枠とドアの間にどれくらいの隙間があるか計測します。粘土などを挟んで厚みを確認すると確実です。既存のテープと同じ形状(M型、P型など)を選ぶのが基本です。
2. 古いテープの除去:
劣化したテープを手で剥がします。ボロボロとちぎれて残ったスポンジや粘着剤は、シールはがし液を塗布して少し時間を置き、スクレイパーで丁寧に削ぎ落とします。ここを丁寧に行わないと新しいテープがすぐに剥がれます。
3. 清掃と脱脂:
残った油分や汚れをアルコールスプレーとウエスで完全に拭き取ります。水分が残っていると接着不良の原因になるため、しっかり乾燥させます。
4. 新しいテープの貼り付け:
上から下に向かって、少しずつ剥離紙を剥がしながらテープを貼っていきます。引っ張りすぎないように注意し、指でしっかり圧着させます。最後に余分な長さをカットして完了です。
・厚み選びは慎重に:
「大は小を兼ねる」で厚すぎるテープを選ぶと、ドアが閉まらなくなったり、鍵がかかりにくくなったりします。隙間に対して適正か、やや薄めのものを選ぶのが失敗しないコツです。
・玄関用と室内用の違い:
玄関ドアには耐久性と耐水性に優れたEPDMゴム製などを、室内ドアには当たりが柔らかく防音性の高いスポンジ製などを選びましょう。
・冬の貼り付け作業:
気温が低いと粘着力が低下します。貼り付ける面をドライヤーで人肌程度に温めてから貼ると、接着強度が上がります。
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戸当たりテープを新しくするだけで、冬の廊下からの冷気が遮断され、暖房効率が格段に上がります。さらにドアの開閉音も静かになり、生活の質が向上します。数百円でできる高コスパなDIYですので、本格的な冬が来る前にぜひメンテナンスしてみてください。
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