網戸が破れたり古くなって虫が入る、業者に頼むと高いので自分で安く張り替えたい、たるませずにきれいに張る方法を知りたい
・張り替え用防虫ネット
(網目の細かさは24メッシュ以上が虫除けに効果的。色は外の景色が見やすい黒か、目隠し効果のあるグレーを選択)
・網押さえゴム
(重要:太さが3.5mm〜5.5mmなど数種類あるため、事前に既存のゴムを少し切ってホームセンターで実物合わせするか、太さが変えられるタイプを購入)
・網戸用ローラー
(ゴムを溝に押し込むための専用道具。必須)
・網戸専用カッター
(普通のカッターでも可だが、専用品の方が枠に沿ってきれいに切れる)
・クリップ(大きめの洗濯バサミ)
(網の仮止め用。専用のクリップもあると便利)
・千枚通しまたはマイナスドライバー
(古いゴムを外すきっかけ作りに使用)
・掃除用ブラシ、雑巾
(サッシの溝掃除用)
1. 古い網の撤去と清掃:
千枚通しを使って古いゴムの端を浮かせ、引っ張って外します。古い網を取り除いた後、サッシの溝に溜まった砂埃や汚れをブラシと雑巾できれいに掃除します。ここを怠ると新しいゴムが入りにくくなります。
2. 新しい網の配置と仮止め:
新しい網を枠の上に広げます。枠よりも一回り大きく(上下左右5cm程度の余裕を持って)カットします。網の目がサッシと平行になるように合わせ、クリップで四方を仮止めしてズレを防ぎます。
3. ゴムの押し込み(コーナー作り):
ローラーを使ってゴムを溝に押し込んでいきます。まずコーナー部分を直角に曲げて押し込み、そこから辺に沿って進めます。この時、網を外側に軽く引っ張りながら押し込むとたるみを防げます。一筆書きの要領で一周させます。
4. 余分な網のカット:
ゴムが一周しっかり入ったら、はみ出ている余分な網をカットします。カッターの刃をサッシの内側の縁に沿わせるようにして切ります。最後に浮いているゴムがないか確認して完了です。
・ゴムの太さ確認は必須:
網戸の枠にはメーカーごとに溝の幅が異なります(2.8mm〜6.8mmなど)。ゴムが細すぎると網が外れ、太すぎると入りません。不安な場合は、古いゴムを少し切り取ってホームセンターに持参し、見本と合わせるのが確実です。
・引っ張りすぎない:
「たるませたくない」と強く引っ張りすぎると、アルミ枠自体が内側に弓なりに歪んでしまい、窓枠にはまらなくなる失敗(胴縮み)が起きます。軽くテンションをかける程度で十分きれいに張れます。
・カッターの刃は新しく:
最後のカットで失敗すると全てやり直しになります。カッターの刃は必ず折って新しくし、切れ味の良い状態で作業しましょう。
[網戸張り替え 初心者安心5点セット]
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想定価格帯: (1,000円〜1,500円)
初心者が必要な道具が全て揃っており、個別に買うより安くて迷わないため。
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想定価格帯: (500円〜1,000円)
一般的な18メッシュより目が細かく小さな虫も防げる上、黒色は視界がクリアで外の景色がきれいに見えるため。
[ダイオ化成 網戸専用カッター]
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想定価格帯: (300円〜600円)
ガイドが付いており、誰でも真っ直ぐきれいに余分な網をカットできる便利ツール。
網戸の張り替えは、業者に頼むと1枚数千円かかりますが、自分でやれば数百円の材料費で済みます。梅雨や夏本番を迎える前に、穴が開いたり緩んだりした網戸を張り替えておけば、蚊の侵入を防ぎながら心地よい風を取り込めます。この週末はベランダで、爽やかなDIYに挑戦してみてはいかがでしょうか。
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