フローリングの上を歩くとギシギシ音がする、床鳴りを安く直したい、業者に頼まず自分で修理したい、賃貸でもできる床鳴り対策を知りたい
・床鳴り補修剤
(注入用の極細ノズルが付いたもの)
・マスキングテープ
(養生用)
・雑巾・ウエス
(はみ出た剤の拭き取り用)
・カッターナイフ
(目地の掃除や、必要に応じて切れ込みを入れる用)
・ドライヤー
(乾燥促進用、またはワックスを温めて馴染ませる用)
・(必要に応じて)隠し釘・ポンチ
(床材の浮きがひどい場合)
1. 床鳴り箇所の特定と清掃:
足で踏んで音の鳴る場所を特定します。目地(板の継ぎ目)にゴミが詰まっていると液剤が入らないため、カッターや掃除機でゴミを取り除きます。
2. マスキングテープで養生:
注入したい目地の両側をマスキングテープで保護します。これにより、余分な補修剤が床表面に付着するのを防ぎます。
3. 補修剤の注入:
目地にノズルの先端をあて、少しずつ補修剤を注入します。踏んだり離したりして床材を動かしながら注入すると、奥まで浸透しやすくなります。
4. 拭き取りと乾燥:
はみ出た補修剤を素早く雑巾で拭き取り、マスキングテープを剥がします。その後、半日〜1日程度、踏まないようにして完全に乾燥させます。
・「実鳴り」と「床鳴り」:
サネ(継ぎ目)が擦れて鳴る音には注入剤が効果的ですが、床下の根太(土台)が原因の場合は、表面からの補修では直らないことがあります。まずは注入剤を試してみるのが低コストな第一歩です。
・1回で直らなくても諦めない:
一度の注入で音が止まらない場合でも、乾燥後に再度注入することで改善することがあります。数回繰り返して隙間を埋めていきましょう。
・穴あけタイプは慎重に:
ドリルで穴を開けて注入するタイプはより確実ですが、賃貸物件では穴を開けない「目地注入タイプ」を選びましょう。
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目地に注入するだけの簡単タイプ。特殊な樹脂が隙間に入り込み、摩擦音を軽減します。賃貸でも使いやすい人気商品です。
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実(サネ)鳴り専用の補修剤。浸透性が高く、キシミ音の原因となる隙間を埋めてくれます。注入用ノズル付きで作業もスムーズ。
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もし穴を開けて補修した場合や、作業中に傷をつけてしまった場合の仕上げに便利。床の色に合わせて傷を隠せます。
冬の乾燥で起こりやすいフローリングの床鳴りは、専用の補修剤を使えば自分で簡単に対策できます。業者に頼む前に、まずは数百円〜千円程度でできるDIY補修を試してみてください。静かで快適な床を取り戻しましょう。
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