ウォシュレットが壊れた、古くなった、汚れが落ちない等の理由で交換したいが、業者に頼むと工賃が高いので自分で安く済ませたいと考えている人。
・新しい温水洗浄便座本体（事前に便器のサイズ「エロンゲート（大型）」か「レギュラー（普通）」かを確認して購入。兼用タイプが主流） ・モンキーレンチ（給水管のナットを回すために必須。サイズ調整できるタイプが便利） ・プラスドライバー（便座のベースプレート固定に使用） ・マイナスドライバー（止水栓の開閉に使用） ・バケツ、雑巾（給水ホース取り外し時の水受け用） ・（必要に応じて）スパナ（付属している場合が多いが、狭い場所での作業用に）
1. 止水栓を閉めて水を抜く：マイナスドライバーで止水栓を時計回りに回して水を止めます。その後、タンクのレバーを回して水を完全に流しきり、配管内の圧力を抜きます。 2. 古い便座の取り外し：便座裏のナットを回して既存の便座を外します。次に、給水管の分岐金具をモンキーレンチで取り外します。この時、管に残った水が出るのでバケツで受け止めます。 3. 新しいベースプレートの設置：便器の取り付け穴に新しいベースプレートをセットし、プラスドライバーでボルトをしっかり締め込んで固定します。これが本体の土台になります。 4. 本体設置と給水ホースの接続：本体をベースプレートに「カチッ」と音がするまでスライドさせて装着します。その後、付属の分岐金具と給水ホースを止水栓とタンク、本体にそれぞれ接続します。パッキンを忘れずに入れ、ナットを確実に締めます。 5. 試運転と水漏れ確認：止水栓をゆっくり開け、接続部から水漏れがないか確認します。電源プラグを差し込み、着座センサーを手で覆うなどしてノズルから水が出るか動作確認をして完了です。
・購入前のサイズ確認が命：便器には「大型（エロンゲート）」と「普通（レギュラー）」の2サイズがあります。最近の製品は兼用サイズが多いですが、便器の取り付け穴の間隔（通常140mm）や、タンクまでの距離を事前に測ってから購入しましょう。 ・アース線は必ず接続：水回りの家電なので感電防止のためアース接続は必須です。コンセントにアース端子がない場合は、別途電気工事が必要になることがあります。 ・スパナは2本あると便利：給水管のナットを回す際、配管ごと回ってしまわないよう、片方を別のレンチで固定しながら回すと安全に作業できます。
[パナソニック 温水洗浄便座 ビューティ・トワレ DL-PPTK10](Amazonで見る|楽天で見る): 想定価格帯: (15,000円〜20,000円) コスパ最強の定番モデル。ステンレスノズルで清潔、取り付けも簡単でDIY初心者に最適。 [東芝 温水洗浄便座 クリーンウォッシュ SCS-T260](Amazonで見る|楽天で見る): 想定価格帯: (14,000円〜18,000円) 基本機能が充実しており、オート脱臭機能付きでも安価。予算を抑えたい方におすすめ。 [TOTO ウォシュレット Kシリーズ TCF8CK67](Amazonで見る|楽天で見る): 想定価格帯: (25,000円〜35,000円) 信頼のTOTO製。貯湯式でたっぷりの湯量。掃除しやすいデザインと耐久性が魅力。
温水洗浄便座の交換は、業者に依頼すると工賃だけで8,000円〜15,000円ほどかかりますが、DIYなら本体代だけで済みます。作業時間は慣れれば1時間程度。モンキーレンチとドライバーさえあれば、誰でも清潔で快適なトイレ空間を手に入れることができます。古い便座の処分方法（粗大ゴミ等）も自治体のルールを確認しておきましょう。
【レビュー】スマートロックで鍵のストレス解消！安全＆便利なスマートホーム化の第一歩 【レビュー】寒い冬の朝も布団から出ずに暖房ON！スマートリモコンで快適＆節電ライフ 【レビュー】朝の日差しで自動起床！工事不要「スマートカーテン」で目覚めが変わるおすすめ3選