浴室の鏡が白くウロコ状に汚れて見えない、入浴中にすぐ曇って不便、普通の洗剤では落ちない汚れをきれいにしたい
・ダイヤモンドパッド（鏡用研磨スポンジ）（人工ダイヤモンド配合のものが最強。100均にもあるが、ホームセンターやメーカー品の方が耐久性と研磨力が高い） ・浴室鏡用くもり止めリキッド（研磨後のきれいな状態を維持し、入浴中の曇りを防ぐために必須。「親水性」タイプを選ぶこと） ・中性洗剤とスポンジ（事前の油膜汚れ落とし用） ・スクイージー（水切りワイパー）（水分をきれいに除去するため） ・キッチンペーパー（コーティング塗布や拭き上げ用）
1. 表面の汚れを洗い流す：まず、中性洗剤とスポンジを使って、鏡の表面に付着している皮脂汚れやシャンプーの飛び散りなどを洗い流します。砂埃などが残っていると、研磨時に傷の原因になるため念入りに洗います。 2. ダイヤモンドパッドで研磨する：鏡とパッドの研磨面を水で濡らし、軽い力でクルクルと円を描くようにこすります。最初は「ジャリジャリ」という感触がありますが、ウロコが取れてくると「スーッ」という滑らかな感触に変わります。これが汚れが落ちたサインです。 3. 洗い流しと乾燥：研磨した汚れをシャワーで完全に洗い流します。その後、スクイージーや乾いた布で水分を完全に拭き取り、鏡を乾燥させます。水分が残っているとコーティング剤の効果が薄れます。 4. くもり止めコーティングの塗布：鏡が乾いたら、くもり止めリキッドを塗布します。スポンジやティッシュでムラなく塗り広げ、説明書の指定時間通りに乾燥させます。入浴時にシャワーをかけると水が膜状に広がり、視界がクリアになります。
・「親水性」と「撥水性」の違い：浴室の鏡には必ず「親水性（水を馴染ませて膜にする）」のコーティング剤を選んでください。車のガラス用のガラコのような「撥水性（水を弾く）」タイプを塗ると、細かい水滴が鏡全面についてしまい、逆に見えづらくなります。 ・乾いた状態で擦らない：ダイヤモンドパッドを使う際は、必ず水を使用してください。乾いた状態で擦ると、鏡の表面に細かい傷がつき、白く濁る原因になります。 ・特殊加工鏡には注意：曇り止め加工やフィルムが既に貼られている鏡には、ダイヤモンドパッドは使用できません。加工を剥がしてしまう恐れがあるため、事前に取扱説明書を確認しましょう。
[ダイヤモンドパッド S（鏡・ガラス用）](Amazonで見る|楽天で見る): 想定価格帯: (1,000円〜1,500円) プロも愛用する定番品。人工ダイヤモンドの研磨力で、洗剤では落ちない頑固なウロコ汚れを物理的に削り落とせます。 [レック 塗りやすいくもり止めリキッド](Amazonで見る|楽天で見る): 想定価格帯: (800円〜1,200円) ヘッドが曲がっていて塗りやすく、入浴前にサッと塗るだけで曇りを防げます。研磨後のきれいな鏡を維持するのに最適。 [茂木和哉 水アカ洗剤](Amazonで見る|楽天で見る): 想定価格帯: (1,800円〜2,200円) パッドで擦るのが大変な広範囲の汚れや、カラン（蛇口）の水垢掃除にも使える強力な酸性洗剤。一本あると水回りの掃除が劇的に楽になります。
お風呂の鏡がきれいになると、浴室全体が明るく清潔に見え、毎日のバスタイムが格段に快適になります。頑固なウロコ汚れも、専用の道具を使えば力を使わずに落とすことが可能です。梅雨や夏の湿気で鏡が曇りやすくなる前に、研磨とコーティングのダブルケアで「見えすぎる鏡」を取り戻しましょう。
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